こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。
以前に実話ベースの映画にはまっていた時期がありました。実話で、且つハッピーエンドの映画は、見終わった後に心が温まるので好きなんです。そして、今回はその時期にずっと見たかったけど、ずっとAmazonPrime対象作品にならなかった『タイタンズを忘れない』を、この時期なので数年ぶりにTSUTAYAに行って借りてきました。
イメージしていた通りの感動の物語でした。ただし、アメフトの専門用語(だと思います)も結構出てくるので、知らない人は感じ取ってください。
大人が常に見本であれ!変化を受け入れるからこそ、未来は開けていく!
まず、結論から話したいと思いますが、この映画を見て感じたことは上記です。
この映画は、スポーツを通して人種を超えた「友情」が描かれた物語です。2人のコーチ、そして個性あふれる生徒たちが罵り貶し合いながらも、時にはお互いを知ろうと歩み寄って、時には練習中にチームプレーが生まれて、自分の価値観にはないものを努力して受け入れて、人間として成長しながら、最後はチーム一丸で一つの目標(優勝)を追っていく青春ヒューマンドラマです。
チーム一丸となったきっかけは、フットボール大好きな小さなかわいい女の子、シェリル(ヘイデン・パネッティーア)。彼女のフットボールに対しての真摯な姿勢に、2人のコーチが自身の在り方を見つめ直して、本当に大切なモノのために、自分を変えます。人との関わりを変えます。それがチームにも連鎖して、大きな結果に結びつきます。
早朝3時のランニングがチームの絆を作った!?
1971年のバージニア州アレクサンドリアのT.C.ウィリアムズ高校。
まだまだ黒人差別が蔓延している中、統合教育が施行されます。そして、その流れで白人と黒人が混在するアメリカンフットボールチームであるタイタンズというチームの物語です。
このチームは、元々白人コーチのヨースト(ウィル・パットン)がヘッドコーチをしていましたが、雇用均等の一環で黒人コーチのブーン(デンゼル・ワシントン)がやってきます。と同時に、黒人選手たちもこのチームにやってきます。
公民権運動の最中のアメリカをボクは知りませんが、世間の空気が黒人にいかに厳しかったかは少しくらいは想像はできます。なので、このチームが最初イザコザが絶えなかったチームというものもちろん分かります。その当時の白人からしたら、自分たちとは全く別物の黒人がチームにやってきたことを、簡単に受け入れられる訳はないと思ってます。
早朝3時、全員を起こしてある場所までランニングにいきます。そして、そこでのブーンの言葉で、チームは一つにまとまり始めます。
ここを知っているか?
南北戦争の決戦場だ
5万人の人間がこの場所で死んだ
同じ戦いを、我々はまだ続けている。今もだ
この緑の野が赤く染まった。
若者の流した血で煙と鉛の弾が彼らに降り注いだ
死者の声がする
“敵意が兄弟を殺させた”
“憎しみが家族を破壊した”
聞け
死者から学べ
この聖なる地でひとつになれなければ、我々も終わる
彼らと同じだ
お互い嫌いでも、相手を認めれば
きっと、いつの日か人として向き合える
出典:映画『タイタンズを忘れない』より
まとめ
世間の空気を変えることって非常に難しいと思いますが、タイタンズはフットボールを通してそれをやってのけます。この映画の舞台になっているバージニア州アレクサンドリアも、例に漏れず黒人差別があった場所だったそうですが、このチームを見習ってうまくやっているそうです。
現代でも、何か新しいことにチャレンジする際に、こういう世間の空気というものは逆風になることは往々にしてあると思っています。すべては結果を出すこと、そのために自分を柔軟に変化させることがとても大事だと学びました。
以上、世間の空気を一変させるには結果がすべてだと改めて感じたMASAOでした。