MASAOの彩り備忘録

普段の何気ない日常を切り取って、モノクロの毎日に彩りを添えていきます♪

ワクセル主催の講演会に渋澤健氏が登場!論語と算盤で「サスティナビリティ(持続可能性)」を考えてみる

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こんにちは、MASAOです。

「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。

 

個人的によく見る中田敦彦さんの『YouTube大学』の数ある授業の中で、「中田的No.1」と大絶賛をしている書籍が資本主義の父と言われている渋沢栄一氏の『論語と算盤』でした。


【論語と算盤①】〜中田敦彦史上No.1書籍!〜

動画も見たので書籍の内容はざっくりと知っているのですが、なんと今回は嶋村吉洋さん主催の「ワクセル」が開催したWEB講演会に、渋沢栄一氏の5代目子孫である渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)が講師として登場!

www.shibusawa-co.jp

しかも論語と算盤の内容にも触れるということで、これは絶対に参加したいと思って、今回WEB講演会に参加しました。内容はめちゃくちゃ難しかったのですが、その中で自分の理解の範囲でアウトプットしていきたいと思います。

テーマは、「渋沢栄一の『論語と算盤』でアフター・コロナの未来を拓く」です。

prtimes.jp

 「サスティナビリティ(持続可能性)」がキーワードになる令和

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講演会の中で渋澤健氏は、論語と算盤の内容を令和のこの時代に生かすとすると「サスティナビリティ(持続可能性)」が重要だと仰っています。

論語」と「算盤」は全く逆の意味と捉えることも出来ますが、富を継続させていくためには正しい道理で正しいことを行う必要があります。道徳をしっかりと守りながらも、経済を豊かにしていくことに非常に価値を感じる世の中に変化してきていると。

そうなって初めて「サスティナビリティ(持続可能性)」の考え方が生まれてくるので、これからの世界を考えていく上で、論語と算盤は非常に重要な意味を持ってくると思いました。

確かに、嶋村さんからもまずは「人間力」を磨くことをずっと教わっています。人を集めるのではなく、人が集まってくるような魅力を持った自分自身を創り上げていくことが経済にも繋がっていくと学んでいるので、古くからのこの教えをしっかりと実践していきます。

「か」のチカラと「と」のチカラとは?

このサブタイトルだけ見たら意味がわからないと思います。

ここでいう「か」とは、英語でいうと「or」になり、存在している二つのもののどちらか一方を取り上げるという意味なので、新しいイノベーションを起こすことは難しい反面、「と」とはもちろん「and」の意味合いを持ちます。

二つのものを組み合わせて新しいイノベーションを起こしやすく、島国に囲まれて育った日本人はこの「と」のチカラが優れていると渋澤健氏は言います。国外から流れ着いた異なるものを組み合わせてきたからこそ、当時アジアナンバーワンで西洋化が進んだと考えられています。さらに、下記の文をお読みください。

SDGsには壮大な「と」の力が問われています。
2030年まで誰一人取り残さないという人道的な目標に対して、企業は論語だけでは生きていけないですし、また、算盤だけでも実現は不可能です。本来であれば到達が難しい地点であっても、「と」の力で創造を繰り返して到達できるのではないか。論語「と」算盤をもって取り組むことが今の日本では重要なのです。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000052391.html

 

これからの働き方を考えるときに、この話を聞いてボクはホッとしました。なぜなら、ゼロからイチを生み出すことはそれほど得意ではないからです。

それよりかは、イチをプラスアルファに持っていく方が合っているなと自己分析をしているので、インプット量とアウトプット量を増やして「サスティナビリティ(持続可能性)」の観点で行動していきたいと思います。

 

▼渋澤健氏

取締役会長 兼 ESG最高責任者 渋澤 健|コモンズ投信のメンバー紹介

 

▼渋澤健氏著書『あらすじ論語と算盤 』(宝島社新書)

http://www.amazon.co.jp/dp/4800291941