こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます。
先月、映画プロデューサー・投資家であり、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」の主催でもある嶋村吉洋( Yoshihiro Shimamura )さんのオススメ映画『シンドラーのリスト』に関しての記事を書きました。この映画を観て、ほんの数百年前のポーランドにて、ナチス・ドイツがユダヤ人に対して目を覆いたくなるような蛮行を行っていたという歴史を知る必要性があると感じました。
そして、第二次世界大戦時のナチス・ドイツやユダヤ人のことをもっと知りたいと想いが強くなったので、同じくナチス・ドイツやユダヤ人迫害に関しての名作『ライフ・イズ・ビューティフル』を鑑賞しました。今回の記事では、映画に関しての内容や感じたことについてアウトプットしていきます。
『ライフ・イズ・ビューティフル』を鑑賞しようと思ったきっかけ
先ほども書きましたが、鑑賞しようと思った背景は下記の理由です。
・嶋村さんオススメの映画だから
(映画好きでもあり、映画プロデューサーでもある嶋村さんのオススメは気になる)
・往年の名作として名高いから
・『シンドラーのリスト』を観て、より歴史について知りたくなったから
今までの経験からも、その時代の流行になっていたり、社会的評価の高い作品はおもしろいと感じたことが多くありました。アカデミー最優秀作品賞・監督賞を受賞した『シンドラーのリスト』もとても良かったですが、それ以上に歴史の勉強として観るべきだと感じました。
また、どちらの映画にもヒトラーは出てこなかったですが、組織を動かすリーダーシップも別の映画や動画で勉強したいと思います。
話を戻しますが、歴史から学んで今の仕事に活かしたいという思いから『ライフ・イズ・ビューティフル』を鑑賞しました。
ざっと、あらすじはこんな感じです。
カンヌ映画祭で審査員グランプリに輝いた、ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の感動作。ナチの強制収容所に収監されたある一家の物語を、ユーモラスかつ温かな視点で描く。“イタリアのチャップリン”と称される、ベニーニのユーモアと哀しみを交錯させた演出が秀逸。1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校の教師ドーラに恋をする。彼の純粋さに惹かれた彼女は結婚を承諾。やがて可愛い息子も生まれ、3人は幸せな日々を送っていた。そんなある時、彼らに突然強制収容所への収監命令が下る。
では、この名作を鑑賞して感じたことを綴っていきます。
外見は「お調子者」内面は「愛情深く強い」父親像グイドが魅力的
この作品は全体的に「ユーモア」を押し出した内容になっています。
強制収容所に収監されたユダヤ人の現実や過酷さというよりは、家族愛がメインテーマの映画でした。ラストはバッドエンドでしたが、作品を通して心温まる内容になっています。
結婚式に馬で乗り込んで連れ去ってそのまま略奪婚をしたことや、強制収容所内で奥さんに向かってアナウンスをしたこと、思っている以上に自由に強制収容所内を動き回れることなど、現実的ではない描写も多々あったことや、深刻さをできる限り薄めていることが、ユーモラスな作品になっている要因でしょう。
そして、この作品を通して感じたことは主人公であるグイド(ロベルト・ベニーニ)の人間としての大きさと強さでした。映画を通して、終始お調子者のグイドですが、それは愛する妻と息子(特に息子)を守るための圧倒的で一貫性のある強さだと感じています。
一貫性ある行動は大事だといつも嶋村さんは教えてくれます。
嶋村さんがいつも教えてくれることは、映画を通しても同様の気付きがあります。
上記のあらすじにも書いていますが、強制収容所への収監命令が下ってから一貫して息子に嘘を吐き(つき)続けます。しかし、息子を安心させようとした優しい嘘が、最終的には息子にとって真実となります。
最後に
この映画はヒトコトでいうと、愛情に満ち溢れた父親の奇跡の物語でした。
映画プロデューサーや投資家としても活躍する嶋村さんがこれからプロデュースする映画もとても気になります。
愛情溢れるような映画なのか、リアルな人間関係の様子を描いた映画なのか、自身でプロデュースに携わることができるなんて想像するだけでもワクワクしてきます。
約2時間の映画なので、ほっこりしたいときにぜひ鑑賞してみてください。
以上、MASAOでした。