MASAOの彩り備忘録

普段の何気ない日常を切り取って、モノクロの毎日に彩りを添えていきます♪

【記事考察】リストラから考える自分の将来の雇用確保について

f:id:faie2103okokre:20191113095830j:plain

こんにちは、MASAOです。

「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。

 

最近、自分の周りで転職活動をする人がポツポツと増えて来ています。その内の一人は会社の早期退職者枠に手を上げて、結構な額の退職金をもらったと言ってました。実際に書類を見せてもらいましたが、確かに結構もらっていました(笑)
下記の記事にも書いているように、早期退職者を募る会社は増えてきているそうです。

www.businessinsider.jp

業績が好調な企業もリストラに踏み切るという流れになっているそうなのですが、今回はその世の中の流れから、自分の価値の高め方を考えてみたいと思います。

業績が好調にも関わらずリストラを進める理由はもちろん「戦力外通告

f:id:faie2103okokre:20191113110801j:plain
厳しい世の中だなと思いますが、企業が利益を上げる為に経費を抑える意味でリストラはとても効果的な手段だと思います。事実、業績が好調にも関わらずリストラを進める理由は下記の様に書かれています。

なぜ業績が悪くないのに大量のリストラに踏み切るのか。理由や背景として以下の3つが考えられる。

1、若手が少なく年輩社員が多い社員のいびつな年齢構成を解消し、新陳代謝を図る
2、新規事業への進出など中・長期的経営戦略を見据えた事業構造改革に必要とされない人材の放出
3、年功的人事・賃金制度から職務・成果に基づいた制度改革への移行に伴う社員の反発を防止する

 出典:リストラ数は6年ぶりに1万人超え。業績好調でも早期退職者を募集する理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN

まさに時代の流れだと思いました。一昔前では一般的だった「終身雇用」や「年功序列」が終わりを迎えようとしています。会社はずっと働いてくれる人材ではなく、成果を生み出してくれる人財を求めるようにシフトチェンジしてます。

当然と言えば当然ですよね。戦後の様に大量生産大量消費の時代ではなく、モノやサービスが溢れ返っている現在では、言われたことをするだけのヒトはこれからどんどん淘汰されていきます。

常に自己研鑽して自分の能力や魅力を上げ続けている人に、仕事が集中する将来になっていくのではないでしょうか? 

「高齢化」という観点から企業の負担を考えてみる

f:id:faie2103okokre:20191113111749j:plain

世の中の高齢化に伴い「高齢法」という法案が検討されているそうです。カンタンに言うと、本人が希望すれば、定年を迎えた高齢者をMAX70歳まで雇用し続けなければならないという法律です。

政府は現在、70歳までの就業を目指した高年齢者雇用安定法(高齢法)の法改正を検討中だ。来年の通常国会に企業に努力義務を課す法案を提出し、いずれは義務化も視野に入れている。今は法定定年年齢の60歳以降は、(1)定年の引き上げ(2)定年の廃止(3)継続雇用制度の導入——のいずれかを選択することを求め、希望者全員の65歳までの雇用確保を義務づけている。政府はさらに66歳から70歳まで引き上げようとしている。

 出典:リストラ数は6年ぶりに1万人超え。業績好調でも早期退職者を募集する理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN

これは企業にとっては大きな負担になるのではないでしょうか。企業も常に新陳代謝を起こし続ける必要があるので、フレッシュな新卒採用や即戦力の中途採用流入を増やして、同時に生産性の低い人材を流出させる必要があります。

しかし、この法案が通れば本人が希望すれば70歳までは雇用を確保。そうなる前に人員整理をしようという会社の思惑があるんですね。

まとめ

f:id:faie2103okokre:20191113111842j:plain

リストラを進める理由は、業績の波に関わらず人員整理を通して企業の体質改善をするためだと思います。

そして、企業のビジョンやミッションに対して生産性の低い社員は年齢関係なくリストラ対象だと思いますが、常に自己研鑽して自分を磨き続けている人にとってはどこ吹く風で、ここは昔も今も変わらない部分なんだなと思います。

所属している企業からもそうですが、どんなコミュニティに属していたとしても「選ばれる人間」になるということがこれから柔軟にキャリアを積んでいくことに繋がっていると思いました。

改めてヒトとして魅力を磨き続けることが、自分の将来の雇用の確保に直結していると思います。今後も、自己研鑽をしていきながら、人脈や知識、体験や知見を広げていきます。

以上、MASAOでした。