こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。
さて、今回は先週末に観た映画のレビューをします。「これを見たら、女性がめちゃくちゃ怖いってなると思うよ!」と、友人にずっと言われて気になっていました。鬼才ディビット・フィンチャー監督作品の『ゴーン・ガール』を満を持して観ました。約2時間半の大作でしたが、非常にテンポよく物語が進んでいて、尚且つ度肝を抜くような展開で満足の映画でした。
特に結婚についていろいろ考えるきっかけになったので、ここでアウトプットしていきます。本当の幸せって何なのだろうと考える映画となりました。
結婚五周年!幸せな結婚生活にいったい何が、、、
物語の始まりは、幸せいっぱいな夫婦で知られるニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)の結婚五周年当日。ニックが、彼の妹・マーゴが経営をしているバーから帰ってくると、妻・エイミーが忽然と姿を消していました。家の中を見渡すと倒れてガラスが飛び散ったテーブルがあり、ニックはすぐさま警察に通報。
エイミーは、人気小説である『アメイジング・エイミー(完璧な少女エイミー)』のモデルになった人物です。そのエイミーが失踪したという事で、全米が注目する事件へと発展しました。
しかし、警察が失踪事件として捜査を続けていく中で、殺人をほのめかす証拠が次々と発見され、とうとうニックは妻殺害の容疑を向けられ始めます。
果たしてこの失踪事件は失踪なのか、はたまた殺人なのか。怒涛の展開で「どうなんだ?!」とハラハラでしたが、最後はなんとも言えない気持ちになりました。
ありのままを見せる、そして受け入れることの大切さ
ニックにとってエイミーは完璧で最高な女性でした。しかしニックはいたって普通の男性なので、エイミーに見合う男性になろうと自分を創り始めます。そして、エイミーも自分に合う最高の夫を求めるようになります。そんな恋愛なんて最初は上手くいったとしても、いずれメッキが剥がれてきそうですよね。事実、作品の中でも、最初は上手くいっていた関係性も、最高の夫を演じるのがしんどくなってきたニックと、最高の夫の姿とは程遠く感じてしまったエイミーの間には徐々に距離が出来始めます。
この物語で、エイミーが失踪したきっかけとなったのも、ニックの姿が理想とはかけ離れ過ぎてしまったからなのでしょう。ただただ、本編のストーリーはこんな単純なものではないので、ぜひ見て欲しいなと思います。
表面的な「幸せ」を取り繕う不自由さから脱却すべし
自分自身も含めて、ヒトは自分を良く見せたいと思う生き物です。
SNSを利用する理由は沢山ありますが、SNSの「イイね」なんてのはその最たるものだと思っていて、これほどまでSNSが流行ってる理由の一つ(※もちろん、それが全てではないと言うのは大前提ですよ。)は、自己顕示欲や承認欲求、自己肯定感を満たしたいからだと思います。
しかし、この映画を観て感じることは、自分が世間から見られている姿と、実際のリアルな姿に乖離があればある程、そのギャップからくる負荷やプレッシャーは大きいということです。
だから、今の自分のありのままを受け入れて、承認欲求を自分の周りに求めるのではなく、目標や理想に向かって頑張ってる自分に向けてあげることが大切なんだなぁと思います。なので、取り繕わずにフルオープンでいることが、何よりも自由で今の自分には必要なことですね。
以上、筋トレをしようとしても4日で継続を辞めてしまった自分すらも受け入れようと決めたMASAOでした。