こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。
この自粛期間で5冊目のアウトプット記事になります。
目標である7冊に対して進捗良く進んでいますね。今回は尾原和啓さん著の『モチベーション革命〜稼ぐために稼ぎたくない世代の解体書〜』を再読しました。
人の行動のエネルギーである「モチベーション」。ひと昔前の世代と、今の30代以下の世代では、モチベーションになるものが全く違ってきているそうです。
仕事を頑張ってお金を稼いで、欲しいものを購入したり、自分の欲を満たしていくだけが幸せではない時代になってきました。何に幸せを感じるのかは、世の中が豊かになればなるほど多様化しています。人の数だけ幸せのカタチが存在する現代だからこそ、大事になってくるのが自分の「偏愛」を昇華させた「生きがい」だと書かれています。
では、「生きがい」とはどういう定義で、どういう価値があるのか。自分の感想をこの記事に纏めていきたいと思います。
ポジティブ心理学の第一人者が提唱する5つの幸せのカタチとは?
この本の根幹を担う内容がこれです。人が感じる幸せのカタチは大きく分けて下記の5種類あるという話です。
- 達成
- 快楽
- 良好な人間関係
- 意味合い
- 没頭
そして、ひと昔前の世代は「達成」「快楽」が、ボクを含めて30代以下の世代は「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」がモチベーションになることが多いそうです。
生まれた時からモノやサービスで溢れ、ないものを探す方が難しく、価値観が非常に多様化している時代を生きています。安価で質のいい商品は溢れかえっており、それを使って自分の欲求をどう満たしてくれるのかが大事になっています。
つまり、課題を解決する以上に、潜在的な欲求を見つけることがビジネスに繋がるようになってきており、モノやサービスを使ってどんな体験をしたいのかまで考える必要があります。下記の記事にも同じようなことを書いていますので、併せて読んで頂ければと思います。
これからの時代は「偏愛」が価値を生んでいく時代に?!
価値観が多種多様化する時代において、自分の「好き」を突き詰めていくことが自分オリジナルな価値に繋がっていくとこの著書には書かれています。
どう言うこと??
自分にとって好きで得意なことであっても、他人からすると有るのが難しいものがビジネスにタネになる。他人にとっては有るのが難しいから「有難う」なので、仕事の永遠のルールはありがとうを作っていくこと。
そして、人工知能が劇的に業務を効率化していく中で、輝きを増してくるのが嗜好性だそうです。理屈抜きに自分が「非効率だとは思うけど好き」と言うものが、他人にとって有ることが難しいものであればそこに独自性が生まれ、価値が生まれます。
そして、書籍にはこうも書かれています。
一見非効率に見える人間の「好き」を突き詰めて、「好き」に共感する人が「ありがとう」とお金を払ってくれる〝偏愛・嗜好性の循環〟こそが、残っていくと言うことです。
出典:『モチベーション革命』88ページ
これからの時代は「生きがい」を育んでいくことがポイント!
最近「好きなことをして生きていく」と言う言葉を耳にしたことがある人はとても多いと思います。確かに、そう言う生き方は最高だなと思います。一方でこの書籍では、自分の好きを突き詰めるだけでは食っていけないと言っています。好きで留めずに、自分自身の「生きがい」を見つけて育んでいく必要があります。生きがいとは、下記を全て満たす時に生まれます。
- あなたが大好きなこと
- 世界が必要としていること
- あなたが稼げること
- あなたが得意なこと
そして、何度も書いていますが、世界が必要としているものは実に多様化しています。自分の好きを突き詰めて、新しい視点を提供し、それが新しい価値に繋がります。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんは好きな「学ぶ」と言うことに自身のプレゼン能力の高さを生かして、「楽しく学ぶ」と言う新たな価値を見出したと言うことですね。
まとめ
とは言っても、会社勤めをしている中で自分の好きを「生きがい」にしていくと言う選択肢が自分の中にあるかと言われるとすぐには難しいと言うのが本音です。
例えばボク自身は漫画が好きで、特にスラムダンクが大好きです。完全版を揃えていて、知識も深いです。ただし、世の中には自分よりスラムダンクが好きな人がゴマンといると言うのも事実。。。今はもうレッドオーシャンのYouTube業界も一般人の新規参入は現実的ではないと思います。
だから、会社以外でオンラインサロンなどのコミュニティに属して、そこでまずは自分自身の好きや得意からくる「偏愛」で突き抜けてみてはどうでしょうか。新しい自分自身が発見できるかもしれないし、新展開も待っているかもしれません。
以上、「良好な人間関係」に一番モチベートされるMASAOでした。