こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。
今回の記事はワクセルのトークセッションのなかでも、「挑戦者」や「ヴィーガン格闘家」、「元年俸120円Jリーガー」などかなり異質な肩書きを複数持つ安彦考真さんについて書きます。
安彦考真さんを知らない人もいるかと思いますが、実は2つの最年長記録を保持されている激レアさんです。
・Jリーグにて41歳で最年長での初出場記録
・44歳でプロ格闘家の最年長デビュー
40歳でプロサッカー選手となり、41歳でJリーグの試合に初出場。
その後、格闘技の道に切り替えて元K-1ファイターである小比類巻貴之さんの下で格闘技トレーニングを開始。44歳でプロ格闘家として最年長デビューし、初試合は見事KOで勝利を飾っています。さらに、現在までで5戦5勝と着実に勝ち星を積み上げています。
44歳のプロデビュー戦、KO勝利で魂を届けることができました!!勝利した瞬間に喜ぶのはリスペクトに欠けると思いグッと飲み込んできた僕ですが昨日は子どものようにジャンプしていました。嬉しすぎた…本当に。応援してくれたみんなありがとう!アンチのみんなもエネルギーをありがとう!!
— 安彦考真/Takamasa Abiko (@Abitakamasa) 2022年2月17日
最高!! pic.twitter.com/sTzmGCPRuX
第7試合目終了🔥【振り返り編】✨✨
— EXECUTIVE FIGHT〜武士道〜@次回は8/26八芳園にてビジネスエリートファイトを開催 (@Executive_fight) 2022年3月23日
先日、RISE_FIGHT CLUBにてプロデビュー戦、見事勝利した安彦選手も、見事に5連勝目をあげました✊🏆
REDENさんいつも応援を有難うございます😊🙏#EXECUTIVEFIGHTBUSHIDO#EXECUTIVEFIGHT武士道#小比類巻貴之#安彦考真 #REDEN#次回大会は8月26日開催 ‼️ pic.twitter.com/A2BYQdy4Zo
そんな安彦さんをメディアが放っておく訳もなく、2022年1月31日にテレビ朝日「激レアさんを連れてきた。」に2度目の出演も果たし、激レアさんの中の激レアさんという訳です。
言ってることとやってることが完全に一致している安彦考真さんの価値観や考え方を勉強させていただきたいと思います。
「挑戦者」という職業に就こうと思った背景とは?
さまざまな肩書きを持つ安彦さんですが、実はプロサッカー選手になる前は通信高校の講師をされていました。そこでは、不登校の子や補導歴・逮捕歴のあるやんちゃな子に対して、更生させることを目的に主にチャレンジすることの大切さを話されていたそうです。
10回の素振りより1回のバッターボックスだ
といった具合に、自分の体験を大事にしなさいというメッセージを出していると、ある生徒がこんなことを口にしました。
買いたい本があったけど、お金がなかったからクラウドファンディングをしてみました。300円しか集まらなかったです。
まさに安彦さんが出し続けていた「バッターボックスに立て」というメッセージを、実際に体現する生徒が現れたんです。その生徒の報告を聞いた周りの生徒たちは笑っていたそうですが、安彦さんは目の前の生徒のチャレンジに相当なショックを受け、こんなことを自分の中で繰り返し質問していたそうです。
お前のモヤモヤしている人生、それでいいのか?
その生徒の勇気ある行動に突き動かされるかのように、通信高校の講師を退職してプロサッカー選手を目指すことになります。その時、すでに39歳でした。
今までの経験を遺憾無く発揮する安彦孝真さん
先日、EXECUTIVEFIGHT武士道でハイキックを炸裂させて見事KOで5勝目を挙げた安彦さんが挑戦モンスターになったきっかけは、通信高校の生徒のクラファンだということは非常に驚きました。このエピソードから、なにかを挑戦する際に「きっかけ」も「タイミング」もなんでもいいんだと改めて感じます。
個人的には安彦さんは情熱的で行動的な一方で、現状を冷静に分析して物事を進めていくビジネスマン的な思考を兼ね備えているなと感じます。
39歳という年齢からのスタートでしたが、実は40歳前後のおじさんでは入団テストすらも受けさせてもらえません。そこで「はい、そうですか。」と諦めないのが安彦さん。
プロサッカー選手を目指す前には年収1,000万円プレーヤーだった経験を活かして、クラブにある提案を持ち込みます。これは原文を抜粋します。
入団するために「給料を受け取らない」という戦略を立てました。その代わり観客席を20席分もらい、自分で1万円売れば1試合で20万円入るので、その売上のパーセンテージをクラブに渡すという交渉をしたんです。クラウドファンディングを使うなど、別のところで収入を得ることで「切りたきゃ切りなさい」と、クラブと対等でいられました。
出典:経営者対談挑戦者(元年俸120円Jリーガー、格闘家)安彦考真 × ワクセル
いやー、この発想は簡単に出てくるものではないですよね。
挑戦を通して勇気を与えていく生き方をすると決めたなら、困難にぶつかった時にどれだけ考えてそれを体現するかが大事です。そう言うことは非常に簡単ですが、それを実践する覚悟があるかどうかが、何者かになるか、何者にもならないかを決定づけるのではないかと思うわけです。
実際に40歳で水戸ホーリーホックに入団しプロ契約。41歳でプロ試合に最年長初出場記録を樹立という快挙を成し遂げます。
「挑戦者」安彦考真さんの今後のビジョンは?
言ってることとやってることを一致させるのは非常に難しいですよね。
「挑戦者」という肩書きを自分自身につけて、その肩書きに沿って行動するってどうでしょうか?
たぶん、ボクも含めてほとんどの人が怯むと思います。
“今”を語れる代名詞を持ちたいと思ったんです。よく、「○○大学出身」とか代名詞を語る人がいますが、それは過去のことで今を語っていません。僕は今を語れるものが欲しかったんです。
出典:経営者対談挑戦者(元年俸120円Jリーガー、格闘家)安彦考真 × ワクセル
自分の生き様で挑戦の価値を発信し続けている安彦さんの生き方が非常にカッコいいなと思います。そして、今後は“今”を語れる代名詞を内省で見つけるフォローアップをしていく「LIFETIMEプロジェクト」を新規事業として企業とともに手掛けているんだそうです。
自分自身の「軸」を持って生きている人は一体どれだけいるのでしょうか?
絵空事かもしれませんが、自分自身の「軸」を持って生きているビジネスパーソンが増えれば、他責ではなく自責の考え方で動く人が増えるのではないでしょうか。
そう考えると、社会をより良くしていくとても意義のある事業だなと感じました。
そして、それは安彦さんだから伝わるとも感じたので、自分自身も言葉で語らずとも行動や生き様で伝わるようなカッコいい生き方をしていきます。
以上、MASAOでした。