こんにちは、MASAOです。
「日常に彩りを」をコンセプトに、日々の出来事を綴っていきます 。
最近では映画プロデューサーとして活躍する嶋村吉洋さんから株式投資に関してのお話を以前伺ったので、今回の記事ではそれに関してアウトプットします。
実はビジネスパーソンとして、株式投資の基礎的な内容は知っておく必要があるとずっと思っていました。なので、上場企業の大株主である嶋村さんに話を伺う機会は非常に貴重でした。
(※2023.06追記)
現在は5つの会社の大株主になっています。具体的には「株式会社日本抵抗器製作所」、「株式会社サンセイランディック」、「オリコン株式会社」、「クリエートメディック株式会社」、「株式会社テレビ東京ホールディングス」になります。
・株式投資をするときに大切にしているポイント
・株式投資の勉強の仕方
・今後の目標設定
上記についてひとつずつ考えていきます。
嶋村吉洋流、株式投資で大事なことは「待つ」こと
嶋村さんは20歳から小さく投資をおこなってきたそうです。
なので株式投資をスタートして20年以上になる嶋村さんがおっしゃるのは「待つ」ことが非常に大切だということです。
実はボクはもともと投資信託をしていました。
基本的にはドルコスト平均法で毎月少額を積み立てていくというスタイルでしたが、数年間やってみたものの最終的に60,000円ほどしか利益がでなかったので、全ての投資信託を売却してそのまま辞めた経験があります。
投資信託を積み立てている時は「売り」も「買い」もしている感覚はありませんでしたし、「待つ」という概念はそもそもなかったので、それが大事と聞いても「なるほど、待つことが大事なのか」くらいにしか思いませんでした。
嶋村さんがおっしゃっていたのは、スタートしたての人は株式投資において「買い」と「売り」しか選択肢を持ち合わせていないそうです。しかし、マーケットで長く生き残っている投資家は「待つ」ことができる人なんだと。
嶋村さんは「待つ」ことが大事という株式に関する格言の意味を理解したタイミングで成績が上がってきたとおっしゃいます。
その場では格言についてはとくに言及しませんでしたが、いまになって気になり出したので調べてみました。
売るべし 買うべし 休むべし
株式の「売り」と「買い」で株式投資は成り立ちますが、時には売買を離れて市場の環境や相場の動向を客観的に眺める、いわゆる「休む」ことも大切な要素と説くのがこの格言です。
ひとつの売買が終わったら一歩下がって世間の流れをゆっくり眺め、その間に心身のコンディションや投資資金を整えて次の機会に備えましょう。
ウォール街の「疑わしいときは何もするな」というのも同様の意味の格言です。
嶋村さんがおっしゃっていたのは果たして上記の格言なのかは定かではないですが、株式を買わないと損な気がするし、保有している株式が下がると売ってしまう傾向がある。特に保有株式が下がると「損をしたくない」という人間の感情が先行して、できる限り損失を少なくしたいという気持ちが高まってくるというのは想像しやすいですね。
しかし、自分の基準よりも価格が高いのであれば買わずに「待つ」ことが非常に大切で、下がり出した株式も時には売却せずに「待つ」ことが大事。
とても初歩的なことのように聞こえますが、感情のままに動かずに「待つ」ことができる投資家がマーケットに残り続けているそうです。
嶋村さんは、株式投資を誰から学んでいるのか?
「実践が一番の学びだ」ということはもちろんそうですが、普段から株式投資の勉強はずっとされているそうです。
どこから情報を得ているのかというと、書籍とYouTube。
嶋村さんがよくおっしゃいますが、情報は文責(文章の責任)がしっかりしているところから取ることが大事。そして、匿名性が強いインターネットやSNSの情報を鵜呑みにする必要はないよとおっしゃいます。
書籍には著者名や出版社名が記載されているので、そこが責任を持って情報発信をしていると捉えることができます。しかし、YouTubeに関してはネットメディアの特性上、ちゃんとしている人もいればそうじゃない人もいるとのこと。
そして、株式投資がうまくいっている人で講師業をしている人は少ないそうです。なぜなら、株式投資がうまくいっている人は儲かっており株式投資に集中しているから。
また、うまくいっている時は儲かっているという人も、うまくいっていない時のことを包み隠さずに伝えてくれる人はいないので、どちらにせよ情報を精査をしていく必要があり、それすれも自分で決めていくことがとても大事ということですね。
株式投資に関して嶋村さんの今後の展望について
最後に嶋村さんに上記のようなことをお伺いしましたが、これからもバリュー株に投資をし続けていくとのことです。
バリュー株とは、本来の企業価値より株価が割安に放置されている銘柄のことを指します。
企業が生み出している利益や保有資産などから算出される企業価値と比較して、株価が低い企業はバリュー株ということになります。
多くの場合、「知名度が低い」「売られて株価が下がりすぎている」「成長が期待されていない」などの理由で、株価に割安感が生まれています。
出典:【保存版】バリュー株・グロース株とは?違い・銘柄の特徴を徹底解説!
嶋村さんは現在ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」を主催されています。
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。
現在、1,000人を超えるコラボレーターがいて、60以上のプロジェクトが立ち上がっている、これからが更に楽しみなコミュニティです。
安定したインカムゲインが入ってくる状態を作ることがとても大切だと考えられていると感じるので、これからもインカムゲインが安定しているバリュー株に投資をし続けていくということでしょうか。
映画制作に携わる上でも、映画プロデューサーとして資金を作ることの大切さもお持ちでした。映画やワクセルなどを通じて世の中に夢を与え続けるためにも、株式投資などで資金を安定的に作られている努力をされているんだと感じました。
上記以外にもたくさんの株式投資の話を聞かせていただきましたが、対等に話ができるようになるためにもっと勉強をする必要があるなと感じました。
ワクセルではファイナンスプロジェクトなど金融関係のプロジェクトも立ち上がっているので、座学だけではなくプロジェクトに参画して実践を通して学んでいきます。
以上、MASAOでした。